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MONATOとは、エスペラント語で「月」という意味で、

禅語の「掬水月在手」に由来します。

 

「掬水月在手」とは、手に水を掬うと、その水面に月が映っているという情景を詠ったもので、月に心を寄せて鑑賞する心の余裕の大切さや、

月(自然)と渾然一体となる喜びを伝えています。

 

この言葉にある手の中の情景や月を観るときの心持ちは、自身が漆を用いて金継ぎと向き合う時に捉えている感覚や感触と重なります。

 

また、「月」は、花鳥風月の一つで、心を和ませてくれる風物の代表でもあり、古くから和歌にも度々詠まれるほど人々に愛でられてきました

 

日々うつろう月に、美や無常を感じたその心が、東洋独自の美意識や精神性を育み、「金継ぎ」という文化を生んだと私は見立てています。

 

MONATOでは、こうした手の中の月を観る時のような穏やかな心地や感覚を、お直しした器や教室を通して体感してもらうと共に、金継ぎの背景にある美意識や精神性について学び、体現して行きます。

MONATO

志村いづみ

1982年 山口県生まれ、関西大学社会学部心理学専攻卒業。

2014年、金継ぎと出会う。2年間のフランス滞在を経て2018年より千葉県香取市にて活動開始。2023年、オンラインでの金継ぎ教室を開始し、

2024年より屋号をMONATOとする。

 

出版書籍

2021 MANUEL No 01 Kintsugi, l’art de la restauration de la céramique à la laque et à la poudre d’or 

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